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音楽館ブログ

ピアノの購入を考える皆様へ!「ピアノ選びのための一考察」     ピアノを選ぶ目を養おう!

企業サイドの販売計画と宣伝による情報操作を把握する  演奏者は楽曲を解釈し、自身の個性を発揮し表現します。どんなに技術が優れていても、聞きたくない音楽もあります。技術的に未熟でも、感動性のある音楽を演奏する人もいます。  技術の向上は、自己表現を深く精密にし、その人の人間性をより正確に表現します。人格と感性の鍛錬無くしては、傲慢な心もそのまま表現する事になりかねない、諸刃の刃となります。    心と技術の両面を磨く事で、聴く人に感動と勇気を与え、感動を共有する事が可能となります。又その感動の波動は、他者から再び自分に振動し、より深く大きな共鳴となります。    感性と技術はどのように磨くものか、人間が本来持っている、自身の成長と他者への思いやりを持った演奏の創造と考えます。  その上で、感性と技術の両方の向上に欠かせないものは、 1)音作り2)演奏表現3)個性ある演奏ではないでしょうか。 1)〜3)を可能にする楽器とはどういうものでしょうか。 ここで正しいピアノの知識と選び方が重要となってきます。 ◯営業トークや企業サイドの販売計画と宣伝にによる情報操作をしっかり把握して置くことが重要。  現在有名ピアノメーカーの一つは、アコースティックピアノの販売から、デジタルピアノの製造販売にその重点を移動したようで、受注生産となっています。その関係で、生のピアノよりデジタルピアノの販売に力点が置かれているようです。    大型展示会等でのピアノ選びの注意点 (会場費、ピアノ数百台の往復の運搬費、広告費、当日の照明冷暖房費等々の経費をまかなう為には、安価で売り易いデジタルピアノと、利幅のある新品&中古のピアノを販売する傾向となります) ◯ピアノの種類:グランドピアノとアップライトピアノに分類出来きます。サイレントピアノはアコースティックピアノに後付けする電子楽器 ◯デジタルピアは、シンセサイザー、キーボード、エレクトーン、ハイブリッドピアノと同じ電子楽器転=電気製品。 アコースティックピアノの説明  詳しいメカニックな説明はこの際避けますが ◯指先で鍵盤を打鍵し、ピアノアクション機構を経由してハンマーに伝え起動させ、弦を叩いて。弦の振動を、響板に伝え、振動して発音する仕組みです。  演奏時の音量の調整や音色の表現は、プレイヤー奏法によって可能です。グランドピアノとアップライトピアノは構造が違うためその性能や機能に差が有ります。 電子ピアノ(デジタルピアノ)の説明 ◯電子ピアノは、指で鍵盤を押し、その情報をセンサーで感知し、その動きを元にアコースティックピアノのサンプルとして記憶した音を、基盤を経由してスピーカーから出します。演奏時の音量細かい調整や、音色の表現は限定されますが、多機能、音色の変更や、付属のヘッドホーンを使用することで、周りに発音せず、本人のみが音を聞く事が可能です。  あくまでも電化製品となります。個体差も無く定期的な調律や整調は殆ど必要ありません(一部ハイブリットピアノなどを除く)。ただし、電化製品としての耐用年数ですのでアコースティックピアノよりもはるかに短い寿命となります。 ピアノ選ぶ基準 1)使用目的(情操教育・専門的に学ぶ・趣味等) 2)住環境(戸建・マンション・防音必要の有無等)  3)予算 4)デザイン、色等購入者の希望に合うもの  選び方 A.ここで重要なことは、使用目的に生のピアノの演奏(感性と技術と表現力が身につく)が目標の1つとなる場合 結論:間違いなくアコースティックピアノを選ぶことをお勧めします。 理由:発表会等の本番のピアノは全てグランドピアノもしくはアコースティックピアノです。 B.使用目的に生音の楽器使用が無い又は生音での練習が難しい環境の場合 結論:サイレントピアノ付きのアコースティックピアノかデジタルピアノ(デジタルピアノでは、サンプルの音がベースの為、ご自身で音を作ったり表現したりは、アコースティックピアノよりはるかに劣ります。アコースティック比べ感性と表現力スキルは鈍化します)を勧めします。 理由1:サイレントピアノはピアノに内蔵出来、ヘッドホン対応・音量 調整機能が付属しているため、置く場所・練習環境を選ばず演奏が楽しめます。しかも切り替えレバーひとつで、アコーステックピアノとの切り替えが出来。タッチ感はピアノのままです。 理由2:デジタルピアノはアコースティックよりも軽量・コンパクトでまた、アコースティックピアノにはない電子機能(音の変更・リズム・内臓曲再生など…)を使ってピアノを楽しむことができます。 ※双方ともヘッドホン対応・音量調整機能が付属しているため、置く場所・練習環境を選ばず演奏出来、電子機能(音の変更・リズム・サンプル曲再生等)を使ってピアノを楽しむことが出来ます。 C.アコースティックピアノで基礎練習の経験がある人、又は鍵盤楽器未経験者でも、生ピアノでの演奏を主とした目的にしていない人で、バンド演奏や、作曲活動等に利用する方で、持ち運びが多い場合。 結論:ハイブリッドピアノ、電子ピアノ、シンセサイザー、キーボード等お勧めします。 理由:場所を取らず、軽量で持ち運びに適している為 ◯アコースティックピアノ(グランドピアノとアップライトピアノの違い) 難しい説明は除きます。 結論:性能(音色・音の強弱の幅・タッチ感・連打性等グランドピアノの方が性能が高い アップライトピアノしか設置出来ない環境の場合 ◯アップライトピアノ選び方(いかにグランドピアノの性能に近いかを確認する事が重要 ・ダイナミックレンジの広がり(大きい音と小さい音の幅がグランドピアノ用に差があるかどうかを確認する。なるべくグランドピアノに近いものを選ぶ) ・同音の連打性(秒間13回に近いものを選ぶ) ・ダンパーペダル使用時の性能低下を解消(ダンパーペダル使用時の同音連打数を確認。使用していない時と性能が変わるかどうか確認) ・アフタータッチ(グランドピアノ特有の鍵盤を押し下げた時の最後の抵抗感の確認) ・ハーフタッチ (アップライトピアノはどう音を鳴らす時鍵盤が最上面に戻らないと、次の音の発音ができません。グランドピアノは鍵盤の高さが途中からでも次の音が発音できます。よってピアニシモや繊細な表現が可能となります) これら音色・音強弱の幅・同音連打数・ダンパー使用時のピアノの性能・アフタータッチ感・ハーフタッチ感等性能の確認して下さい。  お時間がございましたら、音楽館のピアノを是非試弾してください。  上記の問題をほぼ全て解決した。当社オリジナル技術(国内特許&ドイツ特許取得)をご堪能頂ければ幸いです。    購入するしないは別として、まずは論より証拠、ピアノを見る目が俄然変わります。


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